2022/03/10
講習会

【骨盤底筋バランス体操】2月オンラインセミナーレポート 





毎月第2 第4日曜日の朝開催しているオンライン朝活操体法セミナー
もともと骨盤調整をテーマにしていましたが、
1月に引き続いては、より的を絞って 骨盤底筋にフォーカスしてお伝えしました。





【なぜ 骨盤底筋なのか】
骨盤底筋とは、
その名の通り 骨盤の下の部分 左右の坐骨と前面にある恥骨に挟めれた
エリアにある細かい複数の筋肉の総称、筋肉群です。
骨盤の底にあり、ハンモックのように内臓などの器官を下支えしています。

ただ、そこには、肛門 尿道口 女性の場合膣が開口していて、構造的に弱い部分があります。

出産によるダメージ、更年期以降の筋力の低下、姿勢性の内臓下垂などの影響で
頻尿 尿漏れ、子宮脱などの骨盤臓器脱 性機能障害
骨盤の中にある慢性的な痛み
 痔、便秘 肩こり 頭痛 など様々な不調の原因となりやすいところです。

また、特に日本では、社会的に文化的に骨盤底筋周囲をデリケートゾーンとして
おおっぴらに話題にすることは、恥ずかしいこと、触れてはいけないところとされてきました。
自分のからだの大切なエリアですが、いままでしっかりケアしにくかったところ、
しようと意識しにくかったところに着目してより快適なコンディションを目指します。



日本女性 20代から60代 40,000人 に聞く、UI(尿もれ)実態大規模調査
20代 以上の2人に1人以上 が、UI(尿もれ)を経験
実は、年令だけではない!どの世代も6割前後の経験率    


尿漏れなどは、けっして特別なことではないんですね。


【セミナーの目標】
①足底でしっかり床を踏めるようにする。
②横隔膜を円滑に働かせる。
③PFMを確実に動かす。
pelvic floor muscles>>骨盤底筋群


ターゲットの骨盤底筋ですが、単独で動くことはありません、
特に横隔膜とはユニットとして連携して働きます。

横隔膜は 
呼気で肺の容量が減り ドームが引き上がり
吸気で 肺の容量が増えドームが引き下がります

骨盤底筋もこれに連動して
呼気で 引きあがり
吸気で 引き下がります。

ここで、スムーズに動くために必要な条件について
支点、固定点など動かないポイントについて考えてみたいと思います。

地球上で 重力がある中で動くということは、からだのどこかが
支えているということです。

支えというのは、動いていない 動きが少ないポイントです。
単純に考えると、立位でしたら足元 土台が安定、しっかり踏めることが前提で、足元の上のからだの動きは
柔軟に しなやかに動くことが保証されます。

操体法では、からだを動く建物、構造物として例えて、土台を重要視して
足元のバランス調整にこだわります。

それでは、骨盤底筋や横隔膜のような、膜構造の筋肉の動きをより引き出す支えとはどこでしょうか?
それは背筋と腹筋それもからだの深い部分にあるインナーマッスルです。


【トレペの芯で力説しているところ!】

セミナーでは、それをトイレットペーパーの芯を使って解説しました。
筒の両端を覆っている膜が 骨盤底筋と横隔膜で 筒の部分が 腹筋と背筋で包まれた胴体部分です。

横隔膜や骨盤底筋の機能が衰えて動きが悪くなると実は、腹筋と背筋が代償として動きを補完しようとするそうです。

すると、本来安定していなければいけないところの動きが増える、不安定になり、腰痛などの原因にもなるそうです。
からだは、それぞれ関連しあってユニットとして機能しているので、
動かない 支えるという機能も実は大切なんですね。


また、今回はトピックスとして 骨盤底筋とツボの百会の関連させた調整法もご紹介しました。



             【twitter記事】

百会とは
左右の耳の両端を結んだラインの中央あたり、左右の側頭骨の合わさるライン上にあるツボです。

一見骨盤底筋とはずいぶん離れたところのツボが関係あるのかと思われますが、
お灸の名人といわれた沢田健先生は、「百会はすべてお経脈の集まるところ」と話されていたそうです。






               【twitter記事】

また、橋本敬三先生も著書の中で「痔痛」の調整ポイントとして 「百会」を紹介しています。

国分壮 (著), 橋本敬三 (著)
医歯薬出版 








前回のブログでもご紹介した、からだの膜構造としてのモデル マトリョーシカモデル
で考えると
底の部分が骨盤底筋 頭のてっぺんが百会です。


ヨガなどで唱えているチャクラで見ても 骨盤底筋と百会関係ありそうですよね!



 【3月オンライン朝活操体法セミナー 骨盤底筋バランス体操 のお知らせ】





3月は、骨盤底筋と舌骨の関係をお話します。調整法ももちろん舌骨も関連させます。
どうぞ、お楽しみに!


川名操体治療室がお伝えする操体法は
「わかって 感じる」
がコンセプトです。

ご自分のからだの仕組みをできるだけ知って
より具体的なイメージをもって
上手にからだと付き合っていきましょう!

もうひとつ川名が大切にしていることは
「みんなで元気になる」 
です。
あなたの元気が、きっと隣の人の元気にも繋がります。

ぜひ 一緒に操体法で元気になりましょう!



詳しくは

をご確認ください。


【追記:2022年3月16日】


このセミナー(2022年2月開催)の内容を動画にしました!
参加された方は、復習用に
都合がつかず参加できなかった方は、是非この機会に動画を活用してください。

他のセミナーでは聞くことができないオリジナルな内容が沢山です!
きっと、セルフケアのお役に立つことと思います。


お申込み方法など詳しくは以下のブログ記事でも解説してます。