投稿日:2023/01/22 最終更新日:2023/09/14
季刊雑誌「うかたま」農山漁村文化協会発行
に 5年間連載した記事「はじめての操体法」をまとめたものが
1冊の本になりました。
人気イラストレーターの ますこえりさん のイラスト満載で
はじめて健康本を手に取る人にも分かりやすいよう構成を工しました。
操体法とは、痛くないこと、ラクや気持ちいい感覚を指標にして、動きながらからだを整えていくとてもシンプルな調整法ですが、からだの仕組みをうまく使ったとても合理的な方法だと思っています。川名がお伝えする操体法のコンセプトは“わかって感じる みんなで元気に”です。からだの声を聴き分けることと並行してからだの仕組みをできるだけ理解する。そのことによって操体法の動きで変わっていく自分がより具体的に思い描くこと、イメージすることかできるようになります。それが、よい結果、効果を引き出す手助けになるのです。そして、じぶんが元気になることが周りのひとの元気にも繋がる。そんな元気の輪が操体法によって広がることがわたしの夢です。
この本は、季刊雑誌「うかたま」に約5年間連載した記事をまとめたものです。はじめは腰痛や肩こり、冷えなどよくある不調をテーマにして記事を書いていました。しかし連載の途中で、コロナ感染症拡大という状況に世界中が巻き込まれていきました。他にも異常気象による災害や戦乱と予想をしなかった出来事が次々とわたしたちの身の回りで起こりました。そのような世の中でどのように自分のからだと向き合えばよいのでしょうか?混迷とした世の中を生き抜くためにもう一度からだを見つめ直す。次第に連載はそのようなことを取り上げるテーマ、内容になっていきました。ですのでこの本では、運動系のお悩みだけでなく、自律神経系の不調、こころの不調についても触れています。疲れにくく、無理をせず、しなやかで、元気。そのようなからだつくりを目指して調整法を組み立てました。日々忙しく慌ただしい日常のひとコマで、静かに自分のからだと向き合い、自分が持っている本来の生命力を取り戻すきっかけにこの本を活用していたはだけたら幸いです。
2023年1月発売当初は 雑誌「うかたま」の別冊 雑誌扱いで発売しましたが、8月に表紙デザインを変えて単行本化して改めて発売されました!解説
第一章では腰痛やひざの痛みといった運動系の不調から、頭痛や不眠などの自律神経系、こころの不調まで、症状に合わせた動きを取り上げる。第二章では疲れにくいからだの動かし方や毎日続けたい体操を紹介。
目次
はじめに
操体法とは
基本の3つの動き
第1章 からだとこころの調子を整える操体法
●からだの痛みやこり
腰が痛いとき
肩がこるとき
ひざが痛いとき
●自律神経の不調
からだが冷えているとき
不眠のとき
胃もたれ、お腹がゴロゴロするとき
頭痛のとき
生理痛やPMSのとき
●こころの不調
頭部の緊張をほぐしてこころのバランスを整える
【コラム1】こころと操体法の関係
刺激を遮断しリラックスさせる
からだの〝中心〟を調整して気分を穏やかにする
【コラム2】初心者におすすめ! 身近なものを道具に
第2章 ムダなく動けるからだをつくる操体法
朝イチの目覚めの動き
上半身を軽くする動き
いすの座り方を見直す
疲れにくい立ち方や動作を身につける
呼吸を見直す
操体の体操・前編
操体の体操・後編
【コラム3】操体法、やってます!
おわりに
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