2020/02/03
講習会

【操体法定期セミナーレポート1月】背中の表情を読み取る操体法

月一セミナー(日曜日開催)
1回ごとの申し込み、単発参加、連続参加 可能です。

臨床家向けとうたっていますが、参加条件として、特に資格の有無等は問いません。
からだについて興味があり、操体法を通じてもっといろいろ知りたい、体験したい方、向けに行っています。
もちろん、現在のお仕事や将来に生かすため、スキルアップを目指している方も大歓迎です。

感覚重視で、とらえどころの難しい『操体法』ですが、からだの仕組みをうまく使ったものです。
健康法にとどまらず、臨床に使えるもの 結果の出せる調整法を身に着けることが、この講習会の目的です。
セミナー全体のテーマは、「操体法の原理を探る。」です。




今回のテーマ(1/19)は、
『背中の表情を読み取る操体法』でした。
背中の観察は姿勢や筋肉の緊張だけでなく、内臓のコンディションも読み取ることができるところです。
より効果の出せる操体法のために背中のコントロールを身につけることを課題に練習しました。








講義のなかでご紹介した本です。
カラーの図解と、わかりやすい分類表が秀逸の教科書的な本です。




前回、今回とお伝えした
上肢の交感神経支配のなかで解説した部分
「胸椎レベル(T1~6)を出た交感神経の経路はいったん首の方へ上行して星状神経節からの線維は鎖骨下動脈に沿って上肢へ分布する」
という経路ですが、
画像で確認してみましょう。


星状神経節(交感神経)と鎖骨下動脈の位置関係




斜め上から見た図>胸椎1番や鎖骨との位置関係がわかります。


実技ではこの脈管ルートをたどって、指先、手首など末梢からの刺激を、首や背中に伝えることを目指しました。
交感神経の経路は動脈と深い関係性をもっていて、その脈管周囲を交感神経がまとっている感じです。
神経の経路を知るときに、脈管系の経路もしっかり把握しておきたいですね。


当治療室の操体法のセミナーは解剖学 生理学 鍼灸などの東洋医学的理論
整体やオステオパシーなどの理論などから操体法に活用できるものを広くご紹介しています。
感覚重視で理論的解説が難しい操体法ですが、誰が行っても効果を出せる再現性の高い
技術の指導を目指しています。



【次回告知】


操体法ワンデイセミナー(日曜開催)
1回ごとの申し込み、単発参加、連続参加 途中参加 可能です。
少人数制なので、お申込みはお早めに!


2月のテーマは『背中の表情を読み取る操体法』その2です。
背中の観察は姿勢や筋肉の緊張だけでなく、内臓のコンディションも読み取ることができるところです。
より効果の出せる操体法のために背中のコントロールを身につけましょう。

・日時2/16(日) 13:00~16:00
・会場 川名操体治療室


セルフケアの個人向けセッションも行っています。
基本スタイル
1回 1時間半 料金 10,000円
詳しくはお問い合わせフォームまたはお電話でお尋ねください。

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