2016/02/17
講習会

2015.2.17 操体法講習会(臨床家向け)12回シリーズ3日目2/12(木)行いました。


  (プロメテウス解剖学アトラス 医学書院 より )
肝臓正面横隔面図、右葉と左葉の間にある”肝鎌状間膜”は前腹壁まで達しています。

2015年 前期 操体法講習会(臨床家向け)12回シリーズ3日目2/12(木)行いました。

今期のテーマは、
『操体法 動きと自律神経バランスの関連を探る』
『内臓のバランス 観察と調整』です。
併せて、骨盤、椎骨の触診理論もお伝えしていきます。


講義は、内臓のバランスを考えながら自律神経系の働きを考察していきます。
今回から各論に入りましたが、まずは『肝臓』についてみてみました。

横隔膜のすぐ下に位置する、大きな実質臓器なので、全体のバランスを考えるうえでも影響力の大きな臓器です。
また、西洋医学的な機能や構造の捉え方だけでなく、東洋医学的捉え方もご紹介しました。

肝臓のコンディションに影響受けやすい『姿勢』や『動き』についても考えてみました。

操体法基本操法の、うつ伏せ『かえる足』も工夫すると面白いように、肝臓に刺激がいく操法として展開することが出来ます。
あと、リクエストとして座位の操法もお伝えしました。

橋本先生は、多くの座位の操法も考案されましたが、体幹の長軸と重力の方向が揃う、座位での調整は、通常の施術のチェックや仕上げとして有効です。
また治療臨床的には高齢者対象の出張治療などはうつ伏せが行いにくいケースが多いので、座位の操法をレパートリーに加えておくことは大変役に立つはずです。

触診理論では、骨盤の3回目でしたが、前回までの立位での観察を踏まえて、うつ伏せでの観察を練習しました。
操体法は、直接骨盤にコンタクトして調整を行うことは少ないのですが、逆にだからこそ骨盤の状態を把握しておくことは大事だと思っています。


最近走っているという参加者Oさんのリクエストに答えて次回は、『足首』足の使い方についても考えてみたいと思っています。

いつも、内容が盛りだくさんですが、操体法の操法自体はとてもシンプルです。
余分なものをそぎ落とした、スマートな調整を行うためには、豊富なの情報や経験豊かな観察力が求められるのですね!

では、次回もお楽しみに〜

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