2015/09/08
講習会

2015.9.8 操体法講習会(臨床家向け)後期12回シリーズ4日目8/27(木)行いました。




感覚重視で、とらえどころの難しい『操体法』ですが、からだの仕組みをうまく使ったものです。
健康法にとどまらず、臨床に使えるもの 結果の出せる調整法を身に着けることが、この講習会の目的です。
そこで、毎回全体のテーマを設けています。

今期のテーマは、
操体法 動きと自律神経バランスの関連を探る』
『内臓のバランス観察と調整』
*膜構造と経絡、動きの関連をさぐる。
併せて、骨盤、椎骨の触診理論もお伝えしていきます。


触診理論では前回までの発生学の話しで触れた、仙骨、尾骨の観察をしました。
発生上の特性もあってか、仙骨はとても個人差変異が大きい部位だと思っています。
左右差や腰椎と癒着のある場合もあります。
尾骨に至っては、生来の個性に加えて、尻もちなど後天的な外傷で痛めているケースも少なくありません。

そのような前提に立って丁寧にみていくと、からだ全体の流れの特徴も見えてくるように思います。
仙骨、尾骨の流れを把握して、現状の全体の流れを把握予測して、どの方向にからだをコントロールしていくとより良い状態をくくることが出来るか
観察の後、全員でお互いのからだについて診立て、調整プランをディスカッションしました。

その上で、実技、調整としては操体法の膝倒しと踵伸ばし(足首の背屈調整)の2つだけで行ってみました。
限られた手数の中で、明確な目標設定をして調整を行うことによって、出来ること出来ないこと、次の調整課題などが見えてきて、整理がつきやすいと思います。

ただ資料と講義で受け身的に知識を増やすのではなく、自分で疑問を持って、自分で組み立ていく、そして変化を観察して、その先を模索する、学ぶ面白さってそういうところにあるんですよね!
脇から見ていて、参加者の皆さんのきびきび、生き生きしている様子を見ているのが好きです!

また、次回もお楽しみに!

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