お灸と操体法をつかった、セルフケア教室
メインテーマは【じぶんのからだのことをより良く知って、上手に付き合っていく手立てを見つけていきましょう】
ということで、操体法を切り口にからだについて、いろいろ体験、実験する講習会です。
操体法は、動きを使った調整法ですが、単にからだの外側の姿勢や動きの調整だけに限らず、からだの内部環境の調整も視野に入れて行うことができます。
今回は、後期第5回目最終回でした。
セルフケアとして、今回は、首周囲の調整として、頤(オトガイ)をコンタクトする方法をおつたえしました。
首を軽く前後に動かして、辛い部分を確認したら、オトガイ を軽くコンタクト、加圧しながら、辛さが出る動きと逆のベクトルに動くという簡単なものですが、ちょっとびっくりするくらい効果があります。
ところで、オトガイとは、、どこだというと思う方も多いと思うので。
改めてネットで、調べたました。そうしたら、とても面白いところだということが、改めてわかりました。
Wikipedia より
『顎の先端をオトガイといいます。オトガイがあるのは人間だけで、人に近いチンパンジーやゴリラにさえオトガイ はありません。古くは顎全体をオトガイ (園)といったそうです。
現在では、下顎骨にあるオトガイ孔や、顎につくオトガイ筋にその名前が残っています。』
図解入門よ〜くわかる最新からだのしくみとふしぎ
『オトガイ は人だけ
「オトガイ (chin) はヒトにしかない。家畜だけでなく、同じ霊長類の仲間でも類人猿やサルにオトガイ はない。ヒトでもネアンデルタール人など、旧人にはオトガイ がないか、あっても痕跡的である。すなわち、オトガイ は現在地球上に繁栄しているヒト(Homo sapiens)になって初めて現れた形質で、歯の退化に伴い下顎骨の歯槽が萎縮して後退し、歯槽を含まない前下端部の退化が遅れて取り残されたものである。
現在の人類でも、歯の退化が最も進行して小さい歯をもつ白人種でオトガイ が最も発達して突出し、歯の大きい黒人種で突出度が低く、黄色人種はその中間を占める。」(養賢堂 加藤嘉太郎著 家畜比較解剖図説(上) 189p) 』
北里大学 獣医生理HP ヨネザワ支部
進化の過程で出現した、顎。そのの先端、オトガイは生きるため、食べ物をより多く、効率的に獲得するという生き延びるというミッション遂行の最前線、パワー、氣が満ちているところに思えて仕方ありません!
恒例カフェタイムのおやつには、最近の話題の糖質制限にならって、ノンシュガーで出来るだけ小麦粉を減らしたレシピで作ったチーズ味のスコーンをお出ししました。
今回で、今年の講習会(一般向け)は終了です。
来年度からは、装いも新たに、セルフケア 1DAY セミナー (毎月第4日曜日)として、スタートします。
近日中に、詳しい内容、スケジュールはお知らせします。
お楽しみに!
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00〜18:30 | ● | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |