2016/01/24
講習会

2016.1.24 操体法講習会(臨床家向け 1DAY フォローアップ講座)第1日目1/21(木)行いました。

新企画として、
臨床家向け講習会12回コース終了者を対象にした
*臨床家向け 1DAY フォローアップ講座 (隔月、奇数月)第1回を行いました。


従来半年コース(全12回)の操体法講習会(臨床家向けコース)を行ってきました。
1回が3時間のセミナーです。

半年というのは、長いようですが終わってみると伝えきれなかったことは沢山ありますし、
参加者の方たちからも、なにかの形で継続して学びたいというリクエストもありました。
そこで、午前10時から午後4時まで一日じっくりからだと向き合う講座を今回企画しました。

従来の半年コースでは、骨盤椎骨といった体幹の観察、調整をメインにお伝えしてきました。
フォローアップ講座では、四肢末端からの視点でからだを捉えていこうと思います。



第1回は『膝』でした。
午前中は、座学中心で機能構造神経学などをお伝えして、
午後 実技を集中して行いました。

参加者の方々の膝から見た、からだのバランス 思い出せる範囲で書き出しておきます。
様々な視点でとらえてみました。


YOさん
立位で左回旋動作をしたときバランスが安定しません。
右ひざが反張膝気味でした。反張膝と骨盤の前傾傾向は関連あります。
骨盤をコントロールしながら膝の調整を試みました。

FOさん
立膝の姿勢は右立膝をして左ひざ前面を床につけて支えたときのほうが安定してできますが、
違和感を左に感じます。
仰臥位の観察、右ひざは内反(O脚)、左ひざはまっすぐツッパタ感じでした。
筋トーヌスのしっかりしている右の方向性を調整して左の負担の軽減を図りました。

 HTさん
仰臥位で右ひざが屈曲気味で膝が床から浮いています。
右腹部、腰背部に緊張感がありました。
内臓の緊張と膝のバランスが関連していると捉えて
腹部調整と膝内側(鵞足)と同時に行うテクニックをお伝えしました。

MIさん
外販膝(X脚)傾向で特に左ひざの動きが不安定です。
仰臥位で足を挙上、仙骨をベットに押し付けるポジッションで仙骨が安定させながら調整しました。


JIさん
両ひざとも、安定感にかける感覚でした。
特に安定が弱い左の膝を、からだの方向に逆らわない従来の調整法に工夫を
加えてそのあとに逆のベクトルで刺激を加えるテクニックをお伝えしました。


どうですか?
膝の調整といっても実に多彩ですね!
実技は、休憩を挟まずあっという間の3時間でしたが、まだまだ足りないというのが皆さんの感想でした、そこで
次回は膝パート2ということで、やりきれなかった膝の裏側の調整や経絡を使った調整をお伝えしていきたいと思います。

また、内容はブログなどで報告していきます!
お楽しみに〜

あと、参考にした資料、書籍ご紹介しますね。



イラストレイッテッド 神経科学 丸善出版





病気がみえる7 脳、神経 メディックメディア






筋骨格系のキネシオロジー 医歯薬出版(株)



末梢神経マニュピレーション 科学新聞社


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