2016/01/08
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2016.1.8 ブログ症例集【右ひざ内側の違和感 第1回】姿勢 動きの観察 あらすじ 操体法 基本操法

ブログ症例集

 【右ひざ内側の違和感 第1回】

   姿勢 動きの観察 あらすじ 操体法 基本操法

様々な症例と『川名操体治療室』での施術の様子を書いていきます。
あなたのからだを知る上でヒントにして頂けたらと思います。
今回は3回の連載でお伝えしていきます。


【データ】

女性   年齢70代  主婦

過去に右ひざの内側半月板を傷めて外科的な処置をされています。
階段の下りや長く歩いたりすると、違和感や痛みを感じやすい状態です。

【姿勢や動きの観察】

からだ全体は左に捻る動きが大きな流れです。
これは、利き腕の右の力が強いことの影響と考えられます。

日常の動作の中で物をつかんだり、お孫さんを抱きかかえたりする中でついた癖ともいえます。
これ自体は、ある意味自然な流れで、異常なものではありません。





ただ、その右側の力の強さの方向が体幹や骨盤と膝から下とで逆になっているのが、
膝へのストレスになってしまうことがあります。





この方の場合、もともとO脚傾向のため、全体の流れが左に捻りやすいのに対して
膝から下は右に捻りやすい(脛から下が外側に捻られ撓んだ状態)ので膝を傷めやすいのですね。

また、そのバランスを補うために首の付け根や背中が無理をして凝りやすい状態にもなっています。




【調整 セルフケアアドバイス】
操体法 基本操法 (膝倒し カエル足)

  リンク ひとりで操体法



*調整のポイント*
この方の場合、からだを正中で制御する力が弱いことが、膝に負担をかけやすくしています。







   『膝倒し』 膝がしらを離さない




    『カエル足』 曲げている足の膝の内側を床に軽く押し付け固定して、からだ全体を使って動く


といった、ポイントをつかんで基本操法の操体法を行うと、からだをまとめる力がついて、
右ひざ下の外側の撓みの調整につながります。


次回は、内臓などからだの内側のバランス
自律神経の関連も考えてみます。 
また、東洋医学の経絡を使った整え方についてもお伝えしてきます。

お楽しみに〜


【治療室では、他にも、いろいろセミナー開催しています。】

*セルフケア 1DAY セミナー (毎月第4日曜日)
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