2023/05/20
骨盤

【美容系】フェイスラインと舌骨の関係はとっても深い(理論編)



美容系のお話のなかで、常に登場するキーワードの一つに
【フェイスライン】がありますよね。

顔の印象を決める 輪郭線 大事な観点かと思います。
「小顔になりたい」という表現もある意味
「スッキリとしたフェイラインに整えたい」と言い換えることもできるかと思います。




対策、対応として
たるんだ皮膚のコンデションを整えて引き上げる
表情筋や咀嚼筋(咬筋や広頚筋など)など筋肉の機能を向上させて本来(若い時の)状態に戻す
リンパの還流を促して、むくみを取る
ごく浅い皮下組織 浅筋膜層の滑走性を促し神経機能 循環機能を回復させる
など、いくつか介入方法があると思います。
その他の視点として、骨格系のバランスについて考えておくことも大事かと思います。





顔の周囲を構成する骨格には
複数の骨が癒合した頭蓋骨 頭蓋骨と顎関節で繋がっている下顎骨
そしてどこの骨とも関節をつくっていない舌骨があります。



舌骨は、馬蹄形 アルファベットのUの字型をした小さな骨で位置としては 舌の付け根の部分にあります。
喉の前の大きな出っ張り、喉ぼとけ甲状軟骨の上、顎の下のラインからのどのラインに移行するあたりの奥の方にある骨です。

どこの、骨とも関節を作っていませんが、舌骨からは上下色々な方向に伸びている筋肉の付着部となっています。




側頭骨茎状突起(耳たぶの後ろ側)
下顎骨(顎の先端オトガイ)
胸骨(胸の前)
肩甲骨(背中側)
甲状軟骨(喉)


顎の奥、舌の付けで多方面に筋肉の枝を伸ばして 首の方向性や頭の位置など姿勢をコントロールしスムースな首の動き、そしてなにより舌の動きに関わって 食物を飲み込む嚥下運動にとって大事な役割を割いている骨です。




ただ、ヒトは二本足て立って直立する動物ですから、細い首の上にある重たい頭を支えています。そして、疲労や加齢による筋力低下などで周囲の支える状況が不安定になってくると重力に逆らえず、頭は前下の方に落ち気味なってきます。
当然、舌骨の位置も本来の位置より前下の方向にずれてくるのはある意味、直立したヒトの宿命です。



舌骨が前下にずれる事、これが先に述べた、美容的観点フェイスラインのたるみやむくみにも関係してくるんですね。

お顔回りをスッキリ整えて、からだも、気持ちもアップしたいと思っている方は、多いと思います。
(もちろん、わたしもです!!)

そんな時、是非 からだを陰で支えている 舌骨くんについても思いをむけてほしいと思います(笑)



動画でも舌骨について解説 調整法の1例を紹介しています。

舌骨と周囲の骨格、筋肉とのバランスの観察とのコンデショニングやケアの方法について詳しくは次回の記事で解説したいと思います。

どうぞ、おたのしみに!

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