2017/07/30
講習会

2017.7.30 治療室講習会(臨床家向け)2017年後期 第2回行いました。

治療室講習会(臨床家向け)は12回コースで今回は7月から12月まで月2回行うものです。
臨床家向けとうたっていますが、参加条件として、特に資格の有無等は問いません。
からだについて興味があり、操体法を通じてもっといろいろ知りたい、体験したい方、向けに行っています。
もちろん、現在のお仕事や将来に生かすため、スキルアップを目指している方も大歓迎です。


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7月20日第2回目を行いました。

操体法をお伝えするセミナーですが、からだの観察法、触診手順をお伝えするのももう一つのテーマです。
操体法は ”痛くない” ”気持ち良い””楽に動ける” などの感覚を指標に行うとてもシンプルな調整法です。

それは、操体法の大きな魅力ですが半面 難しさでもあります。
セルフケアでしたらまだしも、調子の悪い方と向き合ったときに、感覚だけを指標に調整するのは、なかなか困難を伴うと思います。

なぜなら、具合が悪くなるというのは、感覚も狂うからです。
感覚が狂っているから、具合が悪くなるともいえるかもしれません。

ですから、調整する側は診断力、観察力が試されるわけです。

そこで今回は、骨盤の観察、触診手順 1回目を行いました。
観察法のテキストには、段階を追って確実に身につくプログラムが確立しているカイロプラクティックの基本的な手順を採用しています。

はじめは、診断に必要な感覚の繊細さに驚かれたかもしれませんが、これははっきり言って慣れです。
適切な指導の元に何度も練習すればだれでも身につきます。

技術というのは、そもそもそういうものだと思います。なので皆さん、今後の講習が楽しみですね!

操体法実技では、前回やり残した基本操法 うつ伏せの”カエル足”を使いながら、先の骨盤観察で出た
診断も参考に、調整を行ってみました。

観察
①立位ー片足を一歩踏み込む動きの観察
②うつ伏せー骨盤(寛骨)の観察
③うつ伏せーカエル足の観察

診断

調整

評価








これらから相互判断して、その方のバランスを予想して各自お互いに調整し合いました。
応用としては、坐位での操法もお伝えしました。

それぞれの場でどんどん応用して活用してくださいね。

さて、前回のクイズの正解です。


基本操法の3つですが、あえて腰椎の調整としてターゲットを絞ったとしたら何番を狙うとより効果が上がるのでしょうか?

答え
①踵のばしは( 前後 )の調整と解釈することもできます。そうだとすると、腰椎の(1 )番と( 5)番に適切な刺激を入れると効果を出しやすいと考えられる。

②膝倒しは、( 側屈 )の調整と解釈することもできます。そうだとすると、腰椎の( 2)番に適切な刺激を入れると効果を出しやすいと考えられる。

③伏臥位のカエル足は( 回旋 )の調整と解釈することもできます。そうだとすると、腰椎の(3 )番に適切な刺激を入れると効果を出しやすいと考えられる。


なぜ、そうなのか?本当にそうなのか?
操体法の法則 一緒に探っていきましょう。

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