2018/03/01
むちうち症

むちうち症の授乳中のお母さん、肩や背中の凝りもみすえた調整法とは。

症状:昨年暮れに来られた方です。2回目の調整です。

前回は事故にあってからまだ日数もたっていなかったので、事故の状況に照らし合わせて調整しました。

診断:
今回は前回よりは、落ち着いた感じですが、やはりまだ首の後ろから肩にかけて、重く違和感があります。

首の症状は事故以前はなかったと仰ってましたが、下のお子さんが小さく授乳中ということもありそれ以前から肩や背中の凝りはある程度あったとお見受けしました。

ということで今回は、むち打ちの調整だけでなく、本来のからだの癖やバランス調整も課題にしました。ヒントになるのは赤ちゃんを抱っこするときのからだ使いです。

赤ちゃんの頭が、お母さんの左側で、お母さんは左側の骨盤上縁に赤ちゃんを乗せるような形で支えてます。

ですから自由に動かせる右手側の肩が、上がり気味です。
前回はハンドルを握っているときのからだ使いで首まで刺激を伝えましたが、日常の抱っこの動きも又刺激が伝わります。

最初仰向けでその動きの流れのあらすじを感じてもらって、前回は出来なかったうつ伏せのカエル足のポーズで調整をしました。

つまり顔を右向きにして足も右側股関節を曲げ膝を右脇腹のほうに引き上げる形です。

膝の位置が決まったら、肘を曲げて手のひらが顔の横あたりにある右手の使い方をいろいろ工夫しました。
これは、ご自分でやるときも有効ですが、右手で少しベッドを押すようにするのですが、調整したいところや、違和感のあるところに気持ちいい刺激がいくように工夫してみてくださいね。

首に上手く刺激を伝えるには、下になっている左頬や左肩前面支え方も大事なポイントです。

ひとりでできる操体法
基本型その3、うつ伏せ(膝を曲げて脇へ引き上げる動き)

アドバイス:
あと今回伺ってわかったのは、喘息の傾向があって、呼吸が少し浅かったのですね。

前鋸筋という肩甲骨と肋骨の間にあって硬くなりやすい筋肉を狙って、脇の下あたりから気持ちいい方向に刺激を入れたら自然と深い呼吸になりました。

いくらバランスが整っても上手く呼吸が出来なかったら、からだの中のガス交換が滞って良い状態は作れませんよね。