2018/07/20
ひとりで操体法

足首内反で冷えと痛みがある8歳男の子、親子で操体法ワンデイセミナーに参加

2歳のころから転びやすく、通院、リハビリ治療やインソール治療でバランスを
調えている、8歳の男の子K君です。

信頼できる医療機関に通っていますが、家でできるセルフケアを知りたいという
お母さんのご希望で、3時間の親子参加操体法ワンデイセミナーを企画しました。

今回は、初めてでしたので、からだの観察と基本操法のご紹介という内容でした。
こんな、観察シートを用意しました。
お母さんと、K君 お互いのからだのバランスを観察してシートに矢印やメモで記入してみました。







ipadで写真や動画で記録もとりました。本当に便利な世の中になったものです。



実際観察させていただきすと、右足首は今まで受けてきた治療が功を奏しているのか、一見
そんなに変形が強いようには見えませんでした。
ただ、脛のあたりが冷えたり、痛んだりするそうです。

動きをチェックすると、お子さんですからからだはもともと柔らかいはずですが、
それでも柔らかすぎて、動きがばらけてしまうそんなタイプに見受けられました。

内反とは足先が内側に向く形ですが、重心は踵の外側小指側。
親指先はどちらかというと浮いたようになりやすいです。

でも筋力を比較すると実は左足が弱く、症状のある右のほうが力はあります。

力のない左足に比べ右足のほうが仕事量は多い。
だけど、ちゃんと親指で踏ん張りにくい足首なので脛をねじったように力を入れる。
そうすると、脛の筋膜も緊張し痛みが出やすい。循環も滞り気味になり冷えを感じやすいのではないでしょうか?

ですから、今回の調整課題は、
①左足に力を入れることができる。
②右足 親指でちゃんと踏めるバランスを手に入れる。
③腹部(腰回り)に力が入り、ぐにゃぐにゃした動き以外の動きも手に入れる。
としました。

セルフケアのセミナーですから、操体法の基本操法のご紹介がメインのお話でしたが、
お母さんも持っていた、『子どもを守る自然な手当』に詳しく書いてあるので
よかったら是非復習してくださいね。




そんな基本操法のなかでK君に一番のお勧めは
左足のカエル足操法です






縮めた左足は、膝の内側は床に押し当てて固定し、そこから伸び上がるように動けばいいのです。
お母さんが、足の裏、踵を支持すれば動きやすいと思います。課題①
 
左にしっかり入力してもらったら、反対側の右足を縮めたカエル足もやってみるとよいでしょう。
右足は、お母さんが親指をうまくサポートして、親指で踏んばるように伸び上がってもいいですよね。課題②

これを自分で交互にやると、どうなると思いますか?
匍匐前進(ほふくぜんしん)です。課題③
遊びながら、爬虫類になりきって床を匍匐前進(ほふくぜんしん)ごっこしてみてはどうでしょう?楽しそう!







治療室では、セルフケアのセミナーも行っています。
ご希望の内容、日時などお問合せ下さい。