2018/10/02
坐骨神経痛

安易なセルフケアの落とし穴、坐骨神経痛のような症状になった60代男性の事例。





60代 男性 
両足の坐骨神経痛的な痛みの症状 特に左のほうが痛みは強いです。 
左臀部から足の後ろ側か痛むそうです。

立位 歩行時症状が出ますが、寝ているときは痛くないそうです。

姿勢維持、抗重力筋のパワーが落ちているような症状で、
筋力が落ちてきたと周囲から言われ 筋トレをしようかと思っているそうですが、
骨太で顔色もよく一見健康そう、お元気そうな方です。



姿勢バランスを観察すると、つま先重心(前重心)でした。
でもお話を伺うと、もともとは踵重心でしたが、姿勢を良くするために意識して前重心にご自分で
矯正したそうです。


筋力検査をすると、仰向けで膝を伸ばした状態から踵を引き込む力が、左が弱かったです。
過去に左足を怪我していてもともと右に比べて左は力が入りにくいようですが、特に
腰方形筋の筋力が弱い、重心バランスとしては、腰椎1番の支えが不安定のようでした。

調整としては、膝を抱えるようにした膝倒しでかなり痛みが軽減して、





立位の重心もやや踵寄りになって姿勢も安定したようです。



この方へのアドバイスとしては、

からだの部分だけを観察して、意識的にバランスを変えようとすると
従来のその方の自然な癖に上塗りのように、ちがう歪みが作られたりします。
先ず、ご自分の全身のバランスを知って、間違った健康の為の目標設定をしないことですね。

そして、この方は健康法として、ストレッチ的な動きを使ったとある健康法を行っていました。


しかし、むやみなストレッチ調整は要注意です!
アスリートの人たちは競技前に、軽くウオーミングアップはしますが、やたらとストレッチはしません。
筋肉の出力が落ちてしまい、パフォーマンスが下がってしまうことを知っているからです。
これは、筋力が落ちるということではありません。



セルフケア、ご自分のからだのチェックというのは、実はなかなか難しいですよね。
そんな時 
是非 お近くの整体や操体法の治療室に行ってアドバイスを受けてみてください。
お一人で悩むより、専門家のアドバイスを受けることが、健康への近道です。