2014/03/19
操体法

2014.3.19 『ひとりで操体法バリエーション 膝抱え、ウインターバージョン』

『ひとりで操体法バリエーション 膝抱え、ウインターバージョン』


以前ご紹介したした操法の寒い季節でもできるパターンをお伝えします。


『ひとりで操体法バリエーション、膝抱え』は
妊娠によりお腹が大きく引き伸ばされることによっておこることが多い症状で
腹直筋が左右に引き伸ばされ中央の白線の部分が開いてしまう「腹直筋離解」という状態に注目して
そのケアを目的として考えたものでした。

この状態は、単に経産婦の産後ケアというだけでなく、男性や妊娠経験のない方でもだれでも起こり得るものなので、ご自分の腹筋のコンディションを
確認するうえでも大事なかたちでした。

まず、その基本的な操法を再度お伝えしますと、、

①骨盤の下に枕を置く(骨盤高位)
②膝を抱えて膝をつけたまま足先は少し開き気味にする(股関節は内旋)
③恥骨結合を閉じるようなイメージで、膝を前上方に突き出す。
④背中を丸めて骨盤を枕に押し付ける。
⑤膝を左右に傾け落ち着くところで静かな呼吸を数回行ってからゆっくり脱力する。

さて、これは調整法としての形ですが、余裕のある方はここからすこしトレーニングとかエクソサイズの意味合いも加えて行ってみてはどうでしょう?

トレーニングですから少し負荷をかけましょう。
どうやって?
お布団の中でやるんです!
今は寒いでしょ?朝なかなか抜け出せないでしょ、そこを逆手にとるのです。
お布団を足先(足裏指の付け根)などで押し上げしばらく維持して、手は膝から外さないようにゆっくり力を抜きます。
これをゆっくり、10回位、やるとからだがポカポカしてきますよ。


お布団位触れている指先などにリアルな感触が加わって動きに目的意識が付きやすいです。

イメージは大きな風船の中に自分がいて、それを中から押し広げる感じです。
これって、お母さんの子宮の中にいる胎児のイメージなんですよ。


出来れば頭を床から浮かしてお臍を覗き込むようにすると完璧です。
結構力がいりますが、きつい方は最初から枕を肩甲骨くらいからあてて高めにすると気持ちいいですよ。

腹直筋を左右から白線に向かって閉じるとオートマチックに骨盤底筋群もまとまると思います。
(というか腹直筋を閉じて骨盤底筋を緩めることは逆に難しい、、)

お布団のなかでぬくぬく、でもばっちりコンディショニングだけでなくトレーニングも出来ちゃう、名付けて、『膝抱え、ウインターバージョン』です。

ぜひお試しください!

さて、こんなセルフケアのヒント満載の講習会(一般向け)(月1回 5回シリーズ)が1/26(日)から始まります。
興味のある方は是非ご参加くださいね!





*参考にしてくださいね*

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