2019/05/21
講習会

【操体法定期セミナーレポート5月】 肘や手首をつかった調整プランの組み立て方(動画付き)

月一セミナー(日曜日開催)
1回ごとの申し込み、単発参加、連続参加 可能です。

感覚重視で、とらえどころの難しい『操体法』ですが、からだの仕組みをうまく使ったものです。
健康法にとどまらず、臨床に使えるもの 結果の出せる調整法を身に着けることが、この講習会の目的です。
セミナー全体のテーマは、「操体法の原理を探る。」です。



前半は資料をお配りして座学で、神経関連の解剖のお話をしました。
からだの調整というのは、なにか刺激を加えたことに対してからだが反応、変化することです。

刺激情報がからだに伝わる仕組みは色々あります。
  • 血液とともに伝わる伝達 ホルモンなどがその例
  • 神経軸索の活動電位の伝播 シナプスの神経伝達物質による化学的伝達 
  • 皮膚や筋膜など結合組織の張力変化や重力などの物理的刺激伝達 
  • そして細胞間伝搬というのもあります。



それらの仕組みを解読しうまく組み立てるのが調整なんですね。
実技は、予告では手首 指の調整でしたが、肘のコントロールを今回は主に解説しました。

画像に使ったフィギュアは合成人間といいます。
均整師の田川先生のブログで活躍していてとても分かりやすいので、先生のアイデアを
わたしも使わせていただきました。
この件について田川先生には快諾していただき感謝いたします!

症例①Aさん 

主訴 右腰痛(腸骨稜上縁外側の痛み)
立位 重心左足
座位 左座骨重心
骨盤 右回旋
胸椎下位(肋骨下部)右回旋
頸 左回旋
*左胸椎12番 外側に硬結(青丸印)

基本操法 膝倒し 膝窩の圧痛を足背で調整
仰向け 膝立て位にて左ひじを操作(左硬結をモニターしながらコントロール)
仕上げ 座位 頭の後ろで両手を組み、回旋動作で調整

症例②Bさん 


主訴 右足ふくらはぎの重だるさ 左ひざ靭帯の痛み
立位 重心左足
座位 左座骨重心
骨盤 右回旋
胸椎下位(肋骨下部)右回旋
頸 右回旋 

*背部に主だった硬結はない、肩甲間部広め からだが柔らかいタイプ 内臓下垂気味
基本操法 膝倒し 膝窩の圧痛を足背で調整
仰向け 膝立て位にて 両肘を使って胸郭の動きを誘導して調整

症例③Cさん 

主訴 右手中指 ばね指
立位 重心右足
座位 右座骨重心
骨盤 右回旋
胸椎下位(肋骨下部)右回旋
頸 右回旋 
* 胸椎4番 外側に硬結(青丸印)

基本操法 膝倒し 骨盤重心調整 
>参考動画


仰向け 膝立て位にて右ひじを操作(右硬結をモニターしながらコントロール)
タオルを握って指に力を入れるとより効果的でした。

三人三様のバランスでしたね、参加された方々はこのブログ記事で復習してみてくださいね!

【次回告知】
治療室行うセミナー 操体法ワンデイセミナー(日曜開催)
1回ごとの申し込み、単発参加、連続参加 途中参加 可能です。
少人数制なので、お申込みはお早めに!

2019年6月16日(日)
13:00~16:00
次回テーマ
5月に引き続き手首や指の不調について操体法をつかって、改善を試みます。 
今回参加された方は、お配りした資料をご持参ください。

くわしくは こちらのページをご覧ください。



あなたへのおすすめの記事