2019/06/29
外反母趾

外反母趾の原因だった背中の歪みを自宅でケアし、痛みを緩和する方法をプロの整体師が解説します【動画つき】

右足の外反母趾で最近お悩みの50代の女性の症例です。
ここ1年ほど、からだ全体の歪みが進んでいるのではないかと不安な様子です。


                                            画像使用フィギュア「合成人間 」

姿勢は、
座位では、 右坐骨重心
骨盤は、 左回旋
胸椎下位(肋骨下部)は、左回旋
頸は、 右回旋
左肩甲骨の内側が硬く緊張しています。

外反母趾の方のからだのタイプというのは、狭い範囲で左右にからだを捻じりながらバランスをとるタイプのかたが多いように見受けれれます。





線が細くて(または重心が高くて)左右にぶれながら、器用にバランスをとるタイプ
だから、女性に多いのかもしれません。膝もO脚タイプより、X脚タイプが多いように思います。

この方も、膝が内側に入るタイプですが、特に右の内側に入る癖が強いです。
それと、関連して左の仙腸関節に違和感がでやすく、背中上部も左側に緊張が入りやすい傾向があります。

セルフケアのアドバイスとして、操体法カエル足をたたき台に2段階に分けて調整する方法をお伝えしました。

ステップ①

確認 うつ伏せのカエル足を左右行って、やりやすい方向を確認する。




オーソドックスに左右の足を比較してやりやすい方のカエル足を行う。
(この場合は、右足を引き上げるカエル足)

この方は左のカエル足をやると左の仙腸関節や鼠径部に違和感が出やすくやりにくいようです。
そこで、まずその違和感を調整して左のカエル足もポジションが取れるようにします。



解説)
右カエル足で、右ひざ内側を床に押しつける動きは、癖に従った動きです。この動きによって左仙腸関節や鼠径部に
ちからが入ることが分かります。
この調整で普段入りやすい力や歪をリセットできます。
けれど、これはとりあえず歪みをリセットしただけなのでこのままでは、しばらくすると再び元の癖のバランスに戻ってしまいやすいです。
そこで、いい状態が長続きすることを目的に背中のバランスも見据えて次の調整を行います。

ステップ②


はじめよりやりやすくなった左足カエルあしのフォームをとってもよいのですが、
この方の場合、背中に緊張が入りやすいので、左カエル足フォームの手前のような姿勢からスタートしました。
左の背中の緊張に力が入る角度に左右の足(股関節)の開き具合を調整する。
右足 太ももの前にタオルを入れ少し高くしておく、右ひざを曲げておく。


右太ももを少しだけタオルから浮かす(上に引き上げる)
2~3秒キープして脱力(膝をポトンと落とすような感じ)

これ2~3回繰り返す。

解説)
右の太ももを引き上げることにより、小さい力ですが、臀部や背中に力が入ります。背中側の筋肉グループは伸筋群、抗重力筋というカテゴリーの筋肉です。
長時間、重力に対応しながら姿勢を維持する働きのある筋肉群です。
そして、左の背中の緊張は単に運動器のバランス上、生じただけでなく自律神経、交感神経系の緊張の現れと予測するこもできます。
肩甲骨の下の方あたりの緊張は、胃などの緊張と関連しやすいとも予測されます。
姿勢や筋肉などのバランスだけでなく、内側のバランスを見据えた調整で、からだを丸ごと見据えて整えていくと調子のよさが長続きしやすいです。



確認
調整前の画像を撮っていなかったので、地味な画像で、なんですが、、、
椅坐位で、右足を踏み込んだ時、膝が内側に動かないで、しっかり踏めています。
外反母趾の原因のひとつ、右足のひねりが調整されているのがわかります。
ご本人の感想は、「膝がブレないのが不思議、」でした。

参考にしてみてくださいね!


外反母趾(がいはんぼし) 関連サイト